地域再生実践塾 報告③

昨日のパネルディスカッションのつづきで発表者は川中大輔氏(神戸市協働と参画のプラットホーム 協働コーディネーター)です。

二日目に行われた『神戸市協働と参画のプラットホーム』の説明と合わせて報告します。

 

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  神戸市役所 30階

 

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ここが『神戸市協働と参画のプラットホーム』で神戸市役所の24階にあります。24階は役所内にある展望階でこの階にはレストランもあります。

pm9:00まで空いていて役所が閉まったあとでも直接訪れることができます。

 

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平成14年につくられ、神戸市の協働の前進基地となっています。職員はNPO担当3名、市民スタッフ3名がいます。

役所内にあることから、相談に訪れた方と役所の担当課を迅速に引き合わせることができるとおっしゃってました。

行政としては「NPOか~」という意見もあるそうですが、NPOは今まで行政が手をつけていない所をついてくることが多く、今まで開けてない分野の相談など市民からのニーズは多様化していると言っていました。

 

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 神戸市にNPOはおよそ550ぐらいあり、活発に活動を行っている所は150ぐらいで100ぐらいはそうでないところもあるそうです。

以前からあるNPOは福祉やまちづくりという団体も多く、助成金を必要としているところもありますが、新しいNPOは助成金に頼らずコミュニティービジネスの形をとる所もあるそうです。

 

ここにおられるのが川中さん『協働の強度をどう高めるか?』というタイトルでお話をされました。

 

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協働は3+1

1.NPOと行政の協働 2.地域団体と行政の協働 3.地域団体とNPOの協働

そして(+1)庁内の協働が考えられ、それら相互の理解が必要である。

 

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協働と参画のプラットフォームの3機能

コーディネート

 恒常的な相談対応・神戸市民円卓会議・パートナーシップ活動助成採択団体の協働コーディネート

支  援

 財政的支援(パートナーシップ活動助成)・活動の場の提供(市民活動総合支援拠点、地域活動拠点、こうべNPOデータマップ)・人材派遣(NPO等育成支援アドバイザー派遣)

情報発信

協働と参画のプラットフォーム通信、ホームページ・メールマガジン「ぷらっとコラボ」

 

地域団体とNPOをどうつなぐか?

地域でおこっている縦割り

 

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地域団体とNPOの強みと弱み

 

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神戸市民円卓会議という「広場」をつくり、テーマから協働で考え、地域団体・NPO・社会福祉協議会・生活協同組合・行政が一同に介する場づくりを行った。

そうするとプロセスで形成される「関係性」という成果が表れた。

 

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神戸市では地域活動を推進していく目的のため「地域活動 ちえぶくろ」を作成し、市民が地域の課題について気づいた時、課題解決のためどのような団体に、どのような方法で具体的な地域活動につないでいけばいいのか、さらに地域活動をうまく進め、活発化していくには、どのように取り組んでいけばよいのかを、活動事例を盛り込みながらわかりやすく解説しています。

 

協働につきまとうジレンマ

企業に委託していたものをNPOに委託したとたんに「協働」といわれるのはなぜか?

アウトソーシングと協働の混同がおきている。公共の市民化=協働(手を組む)公共の民営化=委託(手放す)を明確にしたうえで取り組まないと、方向性や意義からはずれてしまう。

 

このような内容で発表されました。さすがに協働の発祥地としての神戸市で、さまざまな問題に直面し、それをどう打開していくか?というノウハウがいっぱいつまっていた内容でした。協働をすすめるうえでこのような内容を把握した上で進めると、方向性のぶれなくすすめるのかなと思いました。

明日以降は実際に活動に取り組まれている所のお話をしさつと一緒にお送りします。