平成20年度活動報告⑥ 横浜視察

2008年11月1・2日

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ICPCは積極的に視察に赴きました。そしてアートを街づくりにいかしていこうと考えています。

横浜市はアートを街づくりにいかし成功している都市として知られています。

 

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視察に赴いた日には、横浜トリエンナーレが開催されていました。e6a8aae6b59ce5b882e38388e383aae382a8e383b3efbc91e6a8aae6b59ce5b882e38388e383aae382a8e383b3efbc92e6a8aae6b59ce5b882e38388e383aae382a8e383b3efbc94e6a8aae6b59ce5b882e38388e383aae382a8e383b3efbc951

 

2001年に始まった現代美術の国際展「横浜トリエンナーレ」の第3回展。総合ディレクターの掲げるテーマに基づき、世界25カ国・地域より72名の作家を選定し、多様な作品 (映像、インスタレーション、写真、絵画、彫刻等) が展示されてました。世界最先端の現代美術の紹介に努め、新作を中心に展観する一方、開催地・開催場所の魅力や個性を生かした作品 (サイトスペシフィック・ワーク) も数多く含めることによって、街を取り込んだ大規模な「現代アートの祭典」だそうです。
会期中は、トリエンナーレのコンセプトや理念を補完するシンポジウムをはじめ、作家と参加者との対話が広がるようなワークショップやギャラリー・トークなどの交流イベントも積極的に展開していました。

トリエンナーレの会場だけでなく、横浜市の街中でさまざまなイベントが開催され、ほんとに多くの人が横浜を訪れていました。

  

そしてICPCのメンバーが話をお伺いに行った施設がバンカート1929。

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横浜市は文化芸術、経済の振興、横浜らしい魅力的な空間形成というソフトとハードを融合させた新たな都市ビジョンであるクリエイティブシティ・ヨコハマを推進しています。

なぜこのような構想が必要になったか・・・

2002年に横浜市でも市民活動の中心である都市部の空洞化がすすみオフィスの空室率も14%を越え衰退傾向がみられるようになりました。

そして都市部再生を目標に市長の諮問機関として「文化芸術と観光振興による都市部活性化委員会」が設置され、2004年の提言により「創造都市横浜構想」が策定されました。

この後クリエイティブシティセンターを運営する実験事業として、バンカート1929がスタートしたのです。

 

 バンカート1929

 

バンカート1929は、旧第一銀行の古い建物をリノベーションし活動をしています。

視察に行った時には展示スペースでは、「心ある機械たち」展が開かれていました。

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バンカートは、クリエイティブシティ・ヨコハマのプロジェクトの一つである、「創造界隈の形成」の重要な役割を担っています。

創造界隈とは、歴史的建造物を創造活動の拠点として活用し、その周辺にアーティストやクリエーターが創作・発表・居住する創造界隈をつくり、まちを活性化させるというものです。

バンカート事業の最大の特徴は、単にその場所の中でアート展を行うだけでなく、社会のさまざまな課題をアートという側面から捉えること、また新しいコミュニティをつくることと言われています。

アートのもつ力とはどんなものなのかを代表の池田さんにお伺いすると、

「赤ちゃんがお父さんお母さんに何かを話す時、何をしゃべっているかわからないけど、回りがそれを理解しようと努力しますよね。アートにもそんな所があって、何かわからないけど、理解しようと努力する。それが力となり回りを変えていく。そういうベクトルが街を変えていく力になっていく。」とそんなことをおっしゃっていました。

また「街にある魅力を再度見つめなおし、それをちゃんと発信していく」ともおっしゃりました。

今治の持つ魅力・・・埋もれている大きな資源・・・

バンカートが勧めている活動はICPCのこれからに大いに役立つ話となりました。

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今治港をどう整備していくのか・・・実際にプロポーザル方式で港整備を行っている横浜市に運営会議メンバーは視察に赴きました。

今年横浜市は開港150周年のイベントを大々的に行っています。

横浜開港の地でいままで手つかずの場所だった「象の鼻地区」を整備するにあたって、横浜を「チャンスあふれるまち」としていくため元気な横浜を創造する人材育成に向けた取組として、開港100周年以降に生まれた若手建築家に設計を託すこととしました。
 手法としては、公募型プロポーザル方式により、象の鼻地区の再整備の考え方や整備イメージのほか、港の観光・文化芸術創造発信空間づくりのアイデアを提案していただき、平成18年度11月に設計者を決定しました。第1次の提案を公募したところ、横浜市内をはじめ東京都、宮城県、兵庫県など全国各地の51者から意欲的な提案が寄せられました。 第1次評価により、提案内容について審査の結果5者が選定され、2次評価においてに公開プレゼンテーションを行い、その後、審査(非公開)の結果、最優秀者等を選定しました。

e6a8aae6b59ce5b882e8a696e5af9fefbc91efbc91e6a8aae6b59ce5b882e8a696e5af9fefbc99「象の鼻地区」整備プロポーザル最優秀提案者小泉雅生さんは、光のサークルや多目的レストランなどの設計・整備を現在進めています。

小泉アトリエ提案書

小泉さんからは実際の苦労や、どのような形でプロポーザルを進めていけばよいか、

ICPCはどのように関わればいいか、具体的な内容で意見を伺いました。