第3回 みなと再生委員会

第3回みなと再生委員会 平成19年5月18日

 e381bfe381aae381a8e291a2efbc91

前回の委員会の後各委員から提出されたアイデアシートを元に事務局が集計しました。

港に欲しいコンテンツ・機能として大きく4つの意見に集約されることがわかりました。

その4つとは、『公園・広場』『商業施設』『交流施設』『イベント・情報発信』です。e59bb3e291a2efbc91

コンセプトの意見を集約すると、港の役割の変化・港は今治の中心であるという意見は多く、人と人とが交流する場所、つながる場所としてのイメージには共通点があります。

より具体的には海を楽しめる場所、今治港の歴史文化を学ぶ場所、海から港を考える視点を大事にするべきという意見がありました。

 

集計結果

<コンセプト>

   「みなと」の役割の変化に関する指摘が多い。日常的な物資交流の港から、観光交流の港、文化の港、感動の港へと変化すべきとの意見がある。

   「みなと」は今治の中心であるとの認識が多くある。(中心市街地の扇の要、中心市街地の再生や活性化のきっかけとなる場所など)

   交流人口創出よりも、住民のための施設を考えるべきとの意見もあり。

   ただし、人と人が交流する場所、つながる場所としてのイメージには共通点が見られる。

   より具体的には、海を楽しめる場所、今治や今治港の歴史文化を学ぶ場所へとの要請が見られる。

   海から「みなと」を考える視点を大事にすべきとの意見もあり。

<公園・広場>

   海に開かれた、ゆったりとした広場や公園の整備を希望する声が多い。

   児童館の併設、喫茶コーナーの併設、イベント広場の併設、野外劇場の併設、スポーツ公園としての整備、シンボルとしての船の模型の展示、海釣り公園の併設などが提案されている。

   特に、イベントに利用できるパブリックな空間に対する要望が多い。

<商業施設>

   地域資源のアピールにつながるような商業施設に対する要望が多い。

   特に「お魚市場」や「魚料理の店」、「水族館風海鮮市場」など、今治の豊富な海産物を紹介したいという意見が多い。

   海の見えるカフェなど、海の環境を生かしたアイデアや、自動販売機はおかず対人販売を重視すべきなどの意見も見られる。

   コンテナ市場については衛生上の課題などを指摘する意見もあり

<交流施設>

   交流機能や文化機能については、今治の歴史文化などを総合的にアピールする施設、特に海事関連の展示施設についてのアイデアが多く見られる。

  例)海事博物館、先哲記念館、船の博物館、海事都市を象徴するような博物館、今治心伝産美館、海の駅 など

   愛媛県に現代美術館がないことから、美術館を希望する声もある。

   文化ホールについては、現存ホールの老朽化から整備を希望する意見と、港への整備は疑問とする声の双方が見られる。

   その他のアイデアとしては以下のようなものがある。
エコステーション、市民活動センター、水族館、大観覧車

<イベント・情報発信>

   イベントについては、「海」を生かしたアイデアが多数見られる。
例)海の日曜市場、海上パーティスペース、観光漁船の発着、期間限定ベイサイドビアガーデン、豪華客船の寄航、しまなみめぐりのクルージングツアー、漁港の公開市場、村上水軍と来島海峡クルーズ、内港を活用した水上アトラクション

   市街地との連携によるイベントとしては以下のアイデアが見られた。
例)日本一の焼き鳥まつり、広小路・日曜日歩行者天国

   情報発信については、みなとを含めた観光ルートの開発と売り込みに関する意見がある。
例)今治まるごと観光名所88、地域ブランドとしての「バリ彩」、港地区・来島海峡を含む観光ルートの紹介

e59bb3e291a2efbc92

このコンテンツマップを元に、より具体的な内容を考えるためにグループワークがおこなわれました。

 

 e59bb3e291a2efbc93

e381bfe381aae381a8e291a2efbc93e381bfe381aae381a8e291a2efbc94e381bfe381aae381a8e291a2efbc92このワークショップでは、みなと再生に必要なコンテンツは何か。「みなと再生」のコンセプトはどのような言葉で表現できるのか。具体的な整備にあたってデザイン上のキーワードは何かの3点が話合われました。

Aグループ

  全体の雰囲気として、今治港が今治に来たことを実感する場所になることが大事、風景を写メールで送りたくなるように。今治港が一つのブランドになるようなことを考えたい。明るい楽しい雰囲気ということを考えていきたい。

  そのためには美味しいものが食べられることが大事。また今治観光の多様な回遊ルート(歩行・自転車・船などでの回遊)のスタートライン、あるいはゴールになるような機能が必要。遊歩道整備なども大事。

  今治人の気質として「攻める」文化がある。ざわざわした、混沌とした雰囲気があってもいい。

  きれいな港であると同時に、ざわざわとした港であることが大事。今治港にくれば自然に楽しい、ということが大切だと思う。

Bグループ

  地域のアイデンティティと魅力をどのように生かすのが良いか?
今治は海と密接、それをどのように生かし、伝えていくか。コンセプトとしては「アタマとココロで海を知る」ということになるのではないか。

  施設の内容はまとまりきれていないが、足すものと引くものがあるはず。しかしキーとなるイメージは「船」ではないだろうか、水軍のイメージを生かす、あるいはパイレーツ・オブ・カリビアンのようにテーマパーク的な演出もできるだろう。豪華客船が持っている機能を展開する考え方もある。「船」を肝にしたイメージづくりが考えられると思う。

  残さなければいけないものとしては駐車場などがある。

  イベントとしても「船」を活用していくことが考えられるだろう。

Cグループ

  かつての港には感動があった。感動があることが大事。

  感動を生むためには、今治らしい港であることが大事。かつては船によって人や物が集まってくる港だったが、これからは「合併・今治」にも着目して、人や物が集まってくる仕組みを考える必要がある。

  具体的な施設としては、リスクを考えると何もなくてもいいのではないかという意見もある。しかし一方で、もっともっと良い場所にしていくべきという意見もある。

  今治の文化や産物、今治の誇りが集まり、市民が行っても満足できる場所にする、市民が集まってくるような場所にしていくという話があった。

  日本的なデザインということも考えるべき。

 

Dグループ

  人が集まってくる仕組み・仕掛けと、人が集まる場所は何かということを考えた。

  人が集まる仕掛けとしては、全国に例がないものをつくる。どこもやってないこと、全国から人が集まってくるものを考えてみたい。キーワードとして「日本一」のものを考えてもいい。

  人が集まる場所づくりとしては、郊外との差別化が大事であろうという意見があった。

  丹下健三を生んだ今治、有名建築家の協力を得たデザインなども考える必要がある。

  子どもも安心して利用できる場所であることが大事。

  民間と行政が両輪で進めていくことが大事。民間でできることは民間が率先して進めていくことも大切だと思う。

 

このような意見が出てきました。