第1回 みなと再生委員会

 

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ICPC(今治シビックプライドセンター)はどういう経緯でできたのか・・・

まだまだ皆さんに周知できていません。そこで、ICPCの原点。『みなと再生構想』を創りあげた、みなと再生委員会はどういった会だったのか、振り返ってみたいと思います。

 

 

 

1回みなと再生委員会 平成19年2月21日 

 

なぜ港を再生する必要があるのでしょうか・・・

しまなみ海道の開通により、今治港を利用する航路の大幅な減少に加え、港周辺を訪れる

市民を集客できる施設がないことから、港での賑わいが失われています。

港湾ビルの老朽化、さまざまな交通規制、その他多くの問題点を含む港を再生させるためには大きな視野に立つ議論が必要となりました。

新しい公共空間をどうやって作っていくのか・・・

港を私たち市民が集える場所にどうやってしていくのか・・・

港再生委員会で話合われることとなりました。

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港再生委員会は、公募委員5名を含む20名の委員と、6名のオブザーバーにて進められました。

第一回の委員会ということもあり、事前に役所内にて港再生計画について検討された資料が提出されました。

この中には、港の問題点・計画の目的・概要等委員一人一人の認識を共有できるよう配慮されました。

資料の中には市民ホールを中核とする。ということも示されていましたがこの案には賛否両論があり、これは事前資料であり、あくまでも白紙の状態で委員会が進められることが確認されました。

 

どういう委員会にしていくのか。どんな形で議論を進めていくのか。

まずそこから委員会は意見交換がはじまりました。

 

e381bfe381aae381a8e291a0efbc92みなと再生委員会委員長――赤池学さん。

『世界一受けたい授業』に多数出演し授業を行っている方です。

ユニバーサルデザイン研究所所長の赤池さんは、高齢者・障害者・健常者・子どもたち全ての人が利用しやすいものづくり・街づくりはどうあるべきかという問題意識のもとメーカー・地方自治体と連携し、新しいものづくり、街づくりを進めている方です。

 

議事録より各委員意見抜粋

 

○いろんな人が集まって話をしたり議論をする時には何のためにこの会があるのかを、なるたけわかりやすい、できれば短い言葉で、例えば市民の人達も、あの集まりは何のためにやっているのかといった時に、「○○ですよ。」と、言えるような言葉を共有する、持つことは非常に大事じゃないかなという気がします。

 

○何かを作る、箱物というか、何かを作るということも大切ではあろうかと思いますけども、こういうことをやるんだというコトづくりいうのも非常に大事ではないかと思います。またそれを継続的に実行していくための仕組みづくり、これは人ということになると思いますが、どういう人たちがどういうふうに参加できるようにとか考えていかないと、話だけで終わるという気がします。

 

○私が学生時代、今治を離れておりました間、当時はまだ当然、橋がありませんでしたので、東京から帰ってくる時に、三原まで新幹線に乗って、三原から高速艇で今治に渡ります。そうすると窓から今治の港の青いビルが近づいたら、6時間もかかってやっと今治に帰ってきたなと、そういう風に思っていました。

 

○できたら本当に必要なものだけを置いておいて、なるべくゆとりのある場所でイベント等で使えるようなのがいいと思います。本当に最低限必要なものだけ、果たして多目的ホールが必要か、このみなと再生にまず多目的ホールがいるのかと、まずその辺の検討を行う必要があると思います。

 

○人の賑わいというのはこの施設とか設備とか、いわゆるハード面、そういうものが大事なのか、あるいはソフト面が大事なのか。人を集めるというのはソフトの方ではないか、そんな気がしております。

 

○行政の方々は結構、何かを作る時には10年くらい先をみて物事を作られると思います。なぜかというと、いわゆるそういう風な方がわかりやすいことがあるので、それともう一つは、箱庭的というか、幕の内弁当みたいにいろいろ入れちゃうんですね。それをやめて30年、50年先、何を言よんぞ、おまえ、そんな夢みたいなこと言うて何言いよんぞ、という風に言われるようなことが出せるような会だといいなと思っています。市民がみんなで夢を語れる、この会を一つのきっかけとして、みんなで夢を語って、みんなのその夢がもっと膨らんで、この町が素敵になったらいいなと思えるようなものをみんなで考えていければという風に思っています。

 

100年後に今治で、今の建物で何が残っているかなと考えた時に、今治城は残っているかなと。皆さん方の夢、今、僕達が描ける夢で僕も勝手に考えたんですけど、港という考え方が100年後にあるかなと、船は残っているかなと。

 

本当に多くの人達と共鳴できる何かができたらなと考え、港がそういう場所になるといいなという風に私は思っています。いろんな思いが、この今治地域を愛する思いが、つなぐ共有の場所、思いが集う場所になるようにいろいろ考えて、いろんなお話を聞かせて頂いて、発言をしていきたいと思います。

 

○このみなと再生委員会で望むことがあるんです。ワクワクするような会になったらいい。次に行くことが楽しみになるような会になったらいいなと思っています。結構、こういう委員会に沢山でもないんですけど参加して、だんだん行くことが億劫になることが多いので、そういうことがなくなるようなものになったらいいなと。そのためには、みんながそういう風に自分の思いを伝えられるようなことができるような雰囲気があったらいいなと思っています。

 

○赤池委員長

今日は皆さんから様々なお話を頂きまして、それぞれにその通り、元は何もない芝生、フランスのパリ郊外のシトロエンの工場跡地、シトロエンパーク、ただひたすらの芝生なんですけども、作ってみたらあまりにも億ションの高級住宅街がどんどんできたとか、またその一方で、今、グッゲンハイムの美術館をスペインの小都市がブランチを呼び込んで、周辺の地域からたくさんの人を集めて、集客に大成功したまちづくりをしているとか。イタリアに本部を持っている、スローフード大学みたいなことをこんな地方都市に呼び込んで、そういう所を新しい人々を生んでくるコミュニティの場として、まちおこしに成功している事例とか。今日のご発言に関わるいろんな事例があるんじゃないかと思います。あるいは、今、100年後の子供達という話が出てきましたけれども、90年代の始めにわずか2年間で市の中心部の4キロ圏外から自動車を全部排除して自転車都市に変わったオールス市。その構想を作るまでに、ツールを使って100年後のオールス市はどうあるべきなのか、広報キャンペーンなんかをきっちり打って、盛り上げていく、そういうことを全部戦略的な広報を行政自身が、責任を持って展開するとか、いろいろ学べる事例があるんじゃないかと思います。ぜひこれは、事務局へのご提案なんですけれども、当然、今治のこれからについてはたぶん地元のすばらしい方々、問題意識、具体的な案もあると思うんですけれども、逆に、次回に今日のご発言に関わる海外の成功事例とか、いい意味で視野を広げる意味で、関連した海外のまちおこしの成功モデルとか、港の再生の事例をぜひ集めていただければ、次回、そういうプレゼンテーションをやって頂いて、それを共有した上で、もう一度それを今治に、日本に翻訳していくことができないかと思います。

今日は限られた時間なんですけれども、各委員の皆さんから、いろんな思い、ご提案を頂

きまして、今の資料づくりのプレゼンを含めて、次回の委員会にどのようにつなげていく

か事務局とも諮りながら進めていきたいと思います。

 

以上が第一回の委員会で話し合われた内容の抜粋です。

明日は第二回の内容を報告します。