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今治シビックプライドスクール 第6回

 

―第2期 みなとを取り巻く「まちなか」とはなにか― 

                    【まちの空洞化・砂漠化を考える】

地域住民の力をまちづくりに

日時:平成23年2月2日(水)

午後7時00分~午後9時00分

場所:今治中央住民センター

講師:特定非営利活動法人代表理事 前田 眞

まちづくりは誰が担うのか。少し前までは行政が担うと考えられていたが、これからは住民参加ではなくて、行政参加になるべきである。まちづくりに関しては、出来るだけ自分たちで決めていこうとすること。行政サービスでどれだけのことが賄えるかというと、サービスが受けれない部分も出てくる。そこを自分たちでカバーしないといけない。行政の基準を設けたサービスでは限界があるので、住民が状況に合わせて合意が出来たらサービスすることが出来る。

 ホームレスを助けようと派遣村を用意したときも、行政はすぐに出来なかった。NPOなどが中心に立ち上げて後から行政が制度を作った。

 何とかしたいという思いが色々なところで起こらないと自分たちの生活はなかなか良くならない。知恵を出す・汗をかく・金を出す 得意分野を活かして自分に出来ることから始めることが必要。それが公益につながるものなら行政も支援しなければいけない。個人でいくら情熱を持っていても続かないので、サポートする組織がいる。社会的な貢献がしたいと思った時に、今回シビックプライドスクールで学んだことを自分の資産を使って、何をすればいいか見えて来ないといけない。何をすべきか目標が見えたとき、周りに表明しないといけない。情報発信したら、賛同者が出てくる。そういったことが出てくると皆さんがここで勉強していることが活きるし、今治が元気になることに繋がっていく。

社会問題化する地域の生活課題

自分たちが抱える地域の課題がどうすれば社会全体として広がるか。例えば

・高齢者の安否確認

・虐待

・孤独死

・子育て支援など

これら地域で取り組む必要のある課題解決や制度の狭間で苦しんでいる人への支援などを自分たちがやっていこうとする。

まちづくりでは、集客を図り、にぎわいをどう作っていくか⇒成功すると活性化し、ビジネスチャンスが増える。それらを皆で解決するためにお金を出し合って作った会社が「まちづくり松山」それが、社会に公益をもたらすと、行政が支援して、第3セクターになったりする。

まちづくり活動の新しい役割

・現行の仕組みでは対応しきれない多様な生活課題への対応

・地域住民のつながりを再構築し、支えあう体制を構築する

・住民と行政の協働による住みやすい地域の実現

 愛媛県ではゼロ予算制度といい、資金の支援はしないが人的支援を行っている。

自主財源を持てば、制度にしばられず行うことができる。公だと使途を限定されたりする。また、主体的な役割を持つ人がたくさん現れないといけない。

生活課題に対応する仕組み

・自立した個人が主体的に関わりあう

 →新たな支えあい(共助)

・地域に住民と行政等が補完・協力する

 →新たな公共

・営利セクター、行政、非営利セクターの協働

 →もう一つの新たな公共

 企業の得意分野、市民の得意分野が合わさると組織が出来維持していくことができる。

ソーシャルキャピタル

・社会関係資本(ハード)から人間関係資本へ

  つながりが輻輳している社会を増やしていくと、課題の発生が抑えられる。そうい

  う価値観が見直されてきている。

  ⇒そうするためには、人々の共感力を高め、一人一人の尊顔を大切にする。

   情報発信を行う。目的を明確にする。まち歩きをする時にもはっきりさせてどうす

   ればまちが良くなるかを見極めないと歩くだけのイベントになってしまう。

住民活動の可能性

・実際の体験に基づく問題解決能力を高める

・施策や制度化されていない社会問題にいち早く反応し、解決の仕組みをつくる

・人々がそれぞれの得意技を出し合い、やりくりして問題に対応する知恵を育む

 

協働型まちづくりに向けて

「目的と目標づくり」

◆目的と目標を共有すること

 →積み上げ型(目の前にあることから積み上げていく、集約する)

 →課題対応型(目の前にある課題を解決する)

 →公共事業対応型(始まった公共事業にどう関わっていくか)

◆行政が求めているものと地域が求めているものについて、共通している部分と相違している部分を理解すること 目的を共有して、行政と対等の立場で議論する必要がある。

「優先順位」

優先順位を決めるには、ものさしが必要

 決めるのは自分たち

・緊急性

・共感の得られやすさ

・解決のしやすさ

・新規性・モデル性(行政的)

 

「協働依存から自立へ」

・官は基準で動かざるを得ない

・民は、状況で動くことができる

・両者を補い合い、依存から自立へ

まちづくりを行う時には、仲間を作ってもらいたい。そのためには自分のことを発信しなければならない。また、大きい目標を共有しないといけない。それが様々な困難を乗り越える最後の砦になる。大きい目標の中で活動すれば、一つの方向性を持った活動がたくさん起こる。

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