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2010-01

子ども商店街 ワークショップ②

商店街未体験トラベル 1月24日(日)報告 

 明徳短期大学 学生を含む15名にて開催

 

 これまでの流れ 事務局発表 

※ 第1回目ワークショップで決まったことを中山さんとのメールのやり取りで練り上げ、参加者に配信し、意見交換をする形で問題点の共有を図りながら決定していった。

 

(1)タイトル

◆ 事務局提案

商(笑・SHOW)店街未体験(見たいけん)トラベル

          ~五感を使って体感しよう~    

        

12月23日各班から出されたもの 

○ いこ恋♡商店街

○ めぐりあい出会い商店街

○ 子ども商店街 みんなDE体験しおう

○ こども店長さんじょう

☆中山返信

子どもが今回メインなので、子どもが真ん中にくるようなタイトルがいいのかなと思ったりします。

事務局提案の未体験トラベルという言葉はワクワクしますね。(見たいけん・笑)トラベル‥‥

(2)様式をつくりポイントを回る遊び(セルフシステム)

フィールドビンゴ形式に決定

<12月23日各班から出されたもの>

1班:子どもからお年寄りまで遊べる形式 動物を探そう

2班:店の看板を探す形 頭文字を使う(べ:べニーズ)

3班:写真ビンゴ 場所の写真

4班:2月14日以降でも使えるもの

      

◆中山さんの考慮ポイント

① プログラム内容はシンプル イズ ベスト

フィールドワークのルールが複雑だったり、説明や文が多かったりすると、それだけで参加の意欲が薄れてしまう。遊び方のルール、内容は2~3行の説明文または簡単な口頭説明で理解できるようにしたほうがよい。

② 幼児から大人まで幅広く楽しむ

親子、家族など三世代が無理なく挑戦でき、楽しい語らいを生み出す内容にすることが大切である。そのためには暖かさ、可愛らしさ、優しさ、楽しさを重視する。

◆事務局提案

① 商店街の動物が描かれた所をスタートにする。

② フィールドビンゴの背景は、『動物園から僕たちの仲間が逃げました。商店街に隠れているので探してください』という形にする。

③ 鳴き声といった項目を創り聴覚を刺激する形は・・・

④ ビンゴ用紙には撮影した写真を載せる形とする。

☆中山返信

商店街の看板類や展示物(固定展示に限定)の動物は何種類あるでしょうか。25種類確保できれば、25マスの写真による動物(生き物に拡大も可)探しビンゴカードができますね。確認しておいていただければ幸いです。できれば商店街の端から端までうまくばらついていてくれればいいのですが。

商店街に隠れている(ひそんでいる)生き物を探そうのコンセプトは愉快で、万人に受けそうですね。

聴覚をあえて引き出す方法としては、本番当日のみ、例えばイヌの看板が設置してある店の前に、イヌの鳴き声をデッキで流すなどして、ここにビンゴの写真にあるイヌの置物があるよなどとアピールする方法も考えられるかと思います。でも五感というキーワードは感覚をいろいろ使おうねというイメージなので、個々の感覚にこだわらなくてもいいかなと思います。

◆ 事務局仮16マスビンゴ作成 

☆中山返信

こういう内容なら、幼児からお年寄りまで、共通に楽しめると思います。できれば25マス(真ん中はフリー)にしたいですね。そのほうが全部探せた時の満足度も高いし、満点になるまで何回も商店街に足を運んでもらえるのではないかと思います。

写真の配列は見つける難易度やどこにあるかなどの位置を考慮したり、見つけたら筆記具でチエックするのか、またはシールを貼るのか、ビンゴタイトルと説明書きをどうするかは2回目の打ち合わせの際に確定して、印刷屋さんにお渡しできるまで決め込みたいとおもいます。

(3)スタッフが関わるもの(マンパワー)

子どもたちが何かを販売をする(子どもたちと商店主とのキズナ:仲良くなってもらう)

何を販売するのか・・・

☆中山返信 

既製の商品を店舗より預かって販売との意見も第一回の話し合いでありましたが、商品管理などの難しいハードルもあることは事実です。はぎれを使った子どもたちの作品を実際のお金ではなく、架空のお金(子ども銀行券などのイメージ)で販売などのイメージも考えられるかもしれませんね。でも商店が安価な商品を預けてくれる可能性があればそれでも面白いのですが。

① 箸袋づくり(はぎれを使って行う:えびすぎれの歴史も取り入れている)

○ えびすいち(2月11日~2月15日)の間、えびすぎれのインフォーメーションを行うコーナーをつくる。2月14日には、箸袋を作るイベントを行う。

○ 呉服商同盟会とはぎれについて交渉中。何cm四方の布が何枚必要か決める。

○ 商店街の空き店舗交渉中。

◆中山さんの考慮ポイント

○えびす市の趣旨を考慮

えびす市の生い立ちや歴史を知り、企画内容に生かすことも大切な要素の一つである。

☆中山返信

呉服組合とタイアップで空き店舗をお借りできればぜひ進めたいですね。

その際はその店舗で、えびすいちの由来のチラシを店舗及び店頭で配布するといいですね。

◆今治おやこ劇場

エコ祭りの時に合田さんという方がエコ箸を竹で子どもに作らせていましたが、この方は箸袋もご自分で縫われて広めておられます。えびすぎれでもお願いをすれば、いつでも助けて頂けるそうです。

具体的に決まれば、連絡をとります。

② タオルを使った綱での綱引き、長いタオルでアート(商店街の直線をタオルでつぐ)

参加者が創る全体の制作物という考えを含め再考の必要がありと考えています。

 

◆中山さんの考慮ポイント

○市民参画による活性化

多業種、異年齢の価値観も異なる市民が商店街を共通のフィールドとしてとらえ、プログラムを作り上げ実施する過程を大切にすることで、商店街を当事者だけでなく、市民全体が「私たちの商店街」と大切に思う心を育む。

☆中山返信

これは難しい問題が多いかと思いますが、私個人としては事務局提案のタイトルに「笑」という文字があり、何かこの文字に惹かれます。

例えば、子どもの笑顔の写真を持ち寄って、大きな大きなボードに貼り付けていただく。

イベント当日デジカメで写真をとりすぐにプリントして(キャノンなどを扱っている電器ややカメラ屋のご協力があれば最高)ボードに貼り、笑顔いっぱいの子ども商店街などのコピーが入れば素敵かなと思ったりします。

この笑顔写真が常設展示になっていれば、また商店街に訪れて、写真を見て喜んでいただけるかもしれませんね。

③ 神社(おちそうで落ちないべニーズの看板:受験を控えた学生)

○ 何を奉る神社とするのか

○ 子どもにおみくじを引いてもらうという

○ ビンゴのゴールという形でおみくじをひいてもらう

☆中山返信

神社の件ですが、私の思うことは「今治の子どもたち全員に元気・勇気・夢・希望」を持つきっかけを

つくってくれるようなものになればいいなと思っています。

「子どもたちへの大人からのエール」が神社という形で表現されるというコンセプトはいかがでしょうか。

④ 親子カフェ

○ おかみさん会もカフェを考えている。そことどう差別化するのか・・・

○ 一例(今治の郷土料理のカフェはどうか:おやこ劇場さんのオリジナルメニューを創ることとなり、どのイベントにも持っていけるようなものを考える。)

○ 商店街の空き店舗交渉中。

☆中山返信

親子カフェはおやこ劇場さんの活躍、手腕の見せ所。がんばりましょう。 

子育て支援の一助になるような行政とのタイアップも考えられればいいですね。イベント当日は小さな子どものお母さんにもくつろいでいただけるような雰囲気ができれば素敵ですね。

⑤ 看板設置で自由に遊ぶ

タイルを利用してすごろく、陣地ゲーム

○ ケンケンパー、あみだくじ等タイルの有効利用の方法を考える。

○ 勝手に遊んでもらえる形にする。今までこういう利用の方法はなかった。

○ 発想の斬新さを取り入れる。

市民参画で企画するイベントでは、手作り感を重視して、金額よりも豊かな発想力 を大切にする。

☆中山返信

ここは児童館の活躍のしどころではないでしょうか。

ポイントに遊び方を掲示したり、チラシに遊び方を書いて(○○商店の前のタイルの歩道では○○の遊び方ができますなどとイラストつきで紹介するチラシを作成するとか)配布する方法があるかと思います。

以上がこの日までのメールのやりとりです。

その後おやこ劇場ふるさとの味の試食

ビンゴを完成してもらえる、今治おやこ劇場ふるさとの味の、いりこ飯と焼き鳥入りおにぎりを試食。改善点などを話し合いました。

 実地調査(商店街・辰ノ口公園)

ビンゴ

20分という時間を区切って実施をしましたが、誰もが全部埋めたいという気持ちとなり時間オーバーして行いました。

難しいポイント・優しいポイントがミックスされこのビンゴで行おうということになりました。

忍者ごっこ

場所を辰之口公園にうつし、忍者ごっこの実施を行いました。

《ちゃんばらごっこ》

・二班に分かれた旗の争奪戦

・武器は新聞3枚を巻いた剣

・攻撃は膝から下で、叩かれたものはその場にしゃがむ。しかし仲間がタッチすると復活できる。

・班での会議を行い攻める役・守る役を決定する

・ゴールに旗を持っていけば勝ち

実際おこなってみると思ったより盛り上がり、なかなか決着がつかなかった。

『当日の懸念事項』

○当日班分けされた子どもたちの心をいかに盛り上げ、仲間意識を盛り上げるかがポイントとなってくる。

○リーダー役として忍者の衣装を着た学生に盛り上げ役をお願いする。

○おやこ劇場の方は進行役としてルール説明等を行う。

○班分けする前に全員でスタンツを行い盛り上げることも必要。その上で班分けを行う。

○簡易音響器具が必要。

○当日の集まり具合を見て2~4班に分ける。トーナメント戦で行う。

○敵みかたの分け方ビブスを利用する。

○子どもたちの決着はすぐつく

各項目の詰め

・ビンゴを行い、ふるさとの味券は3ビンゴ成立でもらえる。箸袋券は5ビンゴでもらえることに。

・達成感を感じた。ヒントを出す忍者を上手くつかう。ぶつかりそうになるのでその注意を。

・おやこ劇場さんとして忍者ごっことは別に忍者修行というものを行いたいとのこと。

・忍者修行を行う子どもを導く忍者はおやこ劇場さんが扮する。修行の内容の詰めは後日。他の忍者は子どもたちと関わることに専念。

・神社(おみくじ・鳥居・ゴール)鳥居の制作は事務局の方で行う。

・おみくじの内容・かまぼこ板を利用し、参加者が作り上げるオブジェをどうするか話し合いました。

【各班から出たおみくじに書く内容】

・チャーミングだね・きょうもよくがんばったね・ごはんを食べて元気になろう

・ごはんを食べて強くなろう・よくできました・笑顔がすてき

・いいことあるかも・・・ね・いいことありますように・生きぬけ!

・自分を好きになれ!!・夢を見ろ!!そしてかなえろ!!

・「ありがとう」の気持ちを忘れないでね・笑顔いっぱいの1日を!

・何か一つがんばってみよう・生まれてきてくれてありがとう。

・今日より明日を楽しもう!!・お友達は大切にしようね

・毎日笑顔で・「ありがとう」ってすてき・友達を助けよう

・自分を信じ・あなたはあなた・10人10色それでいい

・歯をみがけ 自分もみがけ

【かまぼこ板利用】

・船を作ってみる。大きい船は何人くるかによって完成が見えないので、小さい船を多く作る

・パネル・板の絵にそって張る。しまなみの船のえのデザイン

・全員の言葉が見えるように

・わくの輪郭をつくってそれにはりつける

・床にはる。足元に。

・マジック 絵具 カラーペン

以上のようなことが決定しました。            

第4回今治シビックプライドスクール開催報告

「しまなみ海道・今治の自然と人文」

 

日時:平成22年1月19日(火)

午後6時30分~午後8時30分

場所:美須賀コミュニティプラザ

講師:愛媛県総合科学博物館 学芸員 小林 真吾

地理学とは

  地表・空間と自然環境・人間活動の関係を探る領域があります。今治でいうとどういう風に街が出来たか、人口はどれくらいか。どういう所に住んでいるか、交通体系はどうやって出来たか。そういったことを面的に捉えて行く、これら全てが地理学といいます。地理学の中には自然地理学、人文地理学等があります。地図の中から読み解く地図学、名産はどんなものがあるかを学ぶ地誌学。主に4つの学問があります。

地学的な視点

  土地を俯瞰するのが地理学の基本的は視点です。どんな形でも地図で表現できればそれは地理学と言えます。普段よく目にするのは道路地図、住宅地図です。特定の目的を持って作られた地図を主題図といいます。

様々な主題図から今治がどんな所か考察する

  「土地分類図」・・・表層地質図 浅いところが何で構成されているかを表現したもの。今治地域は花崗岩で構成されています。周りには風化した土壌があります。その南は和泉層群があります。これは堆積岩からなる地質です。そこでは化石がよく発見されます。その南ちょうど中央構造線が走っているあたりは変成岩です。伊予の青石が有名ですね。その南は久万層群があります。こういうふうに四国は帯状に地質が分布しています。

  次に「地形分類図」です。起伏の度合や山地、丘陵地帯等の区分です。例えば、和泉層群は丘陵地帯に区分されます。

  次は土壌の性質から区分した「土壌図」です。県内で一番多いのは森林土です。県内で多い真砂土は表現されていません。土に成りきっていない未熟土は岩が多い山地に多く存在します。

  「気象図」は空間として見た時に、面的な広がりはどうなっているかを示しています。波状の線で年間降水量によって区分されています。今治は1200mm~1400mmの降水量です。県内で一番降水量が多い地域は石鎚山から高知方面で少ないのは芸予諸島です。矢印は卓越風向です。地域でどの向きの風が典型的に吹くかを示すものです。今治は北西が示されています。新居浜から宇摩地方は山から吹き下ろす風でこれをやまじ風と言います。局地風とも言いますが、県内ではやまじ風、肱川あらし、宇和島のわたくし風が3大局地風です。

  「水関連図」は水系図とも言います。分水界(嶺)を表現します。中予は重信水系が大きいです。今治は加茂川、中山川水系に属されていると言えます。一番大きいのは肱川水系です。

  地質学的に見て行くと、次にどういう植物が植生しているかを示す「植物図」・・・現存植生図、潜在自然植生図があります。土地の条件、気温、降水量などに左右されます。この地図では標高の高いところは針葉樹林と落葉樹林、低地は常緑広葉樹が分布している程度しか読み取れません。

今治の自然と人との関わり

  今までは今治を自然から読み解きましたが、ここでは自然と人との関わりを示す地図を紹介します。「防災図」では身近な危険を地図上に示すものです。砂防指定地、土石流の危険渓流などが示されています。地滑り危険地帯は変成帯に多く、県内では三波川変成帯(中央構造線付近)に分布しています。急峻な地形や岩盤の上の表層の地質が薄い所や雪が多く降る地域に地滑りが起こる危険性が高いと言えます。

  「親水図と水の清らかさ図」は人が水と親しむ行動する時にそれにふさわしい場所がどれくらいあるかを人の利用を水系図に重ね合わしたもの。水の清らかさ図は水系とそこの水がどれくらいきれいかを示す。青い線は海水浴場を示しますが、今治は県内でもトップクラスということがわかります。水のきれいさも今治は松山や西条、新居浜と比べて優れています。

  「シンボル図」自然・人文のシンボルを表します。来島海峡、石鎚山、宇和海・足摺の3つが自然のシンボルで人文の大きい3つは松山城、大山祇神社、南レクです。自然、人文両方の大きいシンボルを有するのは今治だけだと地図から読み取ることが出来ます。ランクを山で見ると石鎚がA、瓶ヶ森がB、笹ヶ峰や赤石山、篠山はCです。

  「すぐれた自然環境図」は自然公園、国立公園、国定公園、自然環境保全地域を表しています。今治地域は県立の自然公園として、奥道後玉川自然公園があります。楢原山、高縄山、三方ヶ森の一部です。土地利用規制図は国立公園、国定公園の中で動植物の採取が禁止されている地域(特別地区、普通地区)や開発が制限される保安林が表示されています。

「総合生活文化環境特性図」は生活、歴史、文化が平均を上回るかどうか。県全体で見たときより市町村が上回るかを見るものです。

「都道府県メッシュマップ」日本全国をメッシュで覆って生物の分布を調べるのに使います。これにGPSのコードを併用して、詳細に表現することも出来ます。

 ガガブタの分布 リンドウ科の水草。県内では高縄半島に多く、今治では波方地域のため池に多い。ため池という人為的環境に適応。葉は睡蓮に似ています。また国、県の絶滅危惧種です。

 ニホンカワトンボの分布

中央構造線の北に分布。県の絶滅危惧種。高縄山系に見られ、今治では菊間の中川地区や玉川に分布しています。山あいの小川の辺りを好みます。類似種にアサヒナカワトンボがいますが、これは中央構造線の両側に生息します。ニホンカワトンボは構造線の北にしか見られません。

 

提言

 トポフィリア

  場所愛、人が場所に抱く愛着。郷土愛とは微妙に異なる。中国系アメリカ人のイーフー・トゥアンが提唱。これまで今治を調査して様々なことが分かってきましたが、それをどうやって伝えるか。今回の話も今治とはどういう所かを浮き彫りにしていく中でどういう素晴らしいものがあるかを知る一つのきっかけになればと思いました。その根底にトポフィリアがあるのです。

 風の人たち

  県外、市外のそこを通り過ぎていく人達のことを言います。その人達が今治・しまなみを題材に研究をしていますが、その成果を発表するのも今治外。研究成果が地元に還元されていません。情報源として略奪されるだけでなく、情報を集積できないか。

 土のひとたち

  地元で腰を据えて活動している人たちがいますが、その人達だけで情報が留まって、地元に発表出来る場がいつもある訳ではありません。活動している方達も分野が違うと交流が生まれません。風と土を合わせると風土になりますが、何か風土にちなんが学問が生まれないかと考えます。

 瀬戸内しまなみ学会

そこで瀬戸内しまなみ学会というものが出来ないかと思います。九州では不知火海・球磨川流域圏学会が2005年に設立されています。今治しまなみ海道においてもそこに勝っているとも劣らないと考えますので、ICPCの取り組みが将来的にこの地域を深く勉強していく学問の集まりとしてより専念されていかれることを願います。

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